大元登記測量事務所

不動産登記・測量・境界確定を行う土地家屋調査士事務所です。ちなみに当サイトを運営しているのも事務所代表の大元が組織する㈱hybridです。
沖新田の釣り場近くにあり、長年釣り人達が集まる釣具店。「平田釣具店」を紹介しよう。
新岡山港へ向かう旭川沿いにあるこのお店。釣具だけでなく餌、さらには釣りスポット情報までゲットできるこのお店は、釣り人達にとって長い間、釣り場に行く前に立ち寄り装備を整えるベースキャンプのような存在だった。
それに釣りは魚が釣れないと面白くない。そのため「釣れる餌」が必要になるが「新鮮な生きた餌」が手に入るお店として釣り人達は好んでこのお店を訪れている。
しかもこの地で商売を続けてこられた老舗的存在だから、釣り関するローカルでタイムリーな情報を聞くことができるのも平田釣具店の強みだ。
店主は平田智子さん。昭和38年に嫁いで来られて現在まで、釣具店を守ってこられた。いつも笑顔で釣り人達を迎えてくれる。明るい平田さんに背中を押されて沢山の釣り人が釣り場に出かけて行き、帰りにはお店に寄って一日の成果を話して平田さんに慰めてもらったり、一緒に喜んでもらったり...。
釣り人達の母親的存在でありつづける。
ただ商品を買いに来るのではなく、平田さんに会いに来るといった感覚のほうが強い。それは昔の人と人とのコミュニケーションが当たり前だった時代のやり取りがこのお店には未だに生きているからなんだ。
釣りをするには「釣針」「竿」「鉛や浮き」が必要不可欠だ。それらをすべて揃えられるのも釣具店ならでは。沖新田で釣れる魚は、サヨリ、ママカリ、セイゴ、ハネ、ハゼ、アナゴやウナギそれにチヌ。さらにはイイダコやワタリガニまで釣れたりする。
たとえばカップルや家族連れで沖新田に訪れ、釣りの用意をまったく持ってなかったとしても、2000円ぐらいで一式が揃えられ、釣りのイロハも平田さんから優しくレクチャーしてもらえる。加えてどこが地元の穴場スポットかをこっそり教えてもらえいるかもしれない。
それは奥さんとのコミュニケーション次第だ。貴重な情報も会話の中に混じり、自然にもらえる。地元の方の優しさもこのお店に訪れるお客を惹きつける魅力のひとつ。
平田釣具店の「代名詞」はご主人自らが朝採ってきた「あみ」だ。以前釣り雑誌にも取り上げられたくらいで効果抜群。こんな良いあみはここでしか手に入らないといっても過言ではない。ただしシーズンがあり10月からしか手に入らないのでいつ行ってもお店にあるとは限らない。一昔前は早朝、ご主人の船があみを採って帰ってくるのを待っている車と行列でお店の前がにぎわっていたというほどだ。
店内にある冷蔵ケースの中には、新鮮な冷凍エサが置いてある。釣れるか否かで重要なファクターでもある「エサ」。平田釣具店に置いてある冷凍エサは釣り人ならご存知の定番アイテムがしっかり陳列されている。
ママカリやサヨリのエサである「サシレンガ大粒」これは撒き餌に利用されるものだ。「パック入りあみ」も人気アイテムのひとつ。ウナギのエサである「ゲンダ」もある。
平田釣具店は地元新聞の「フィッシングコーナー」に毎週木曜日、地域の釣り情報を発信している。もちろんお店に行かないとゲット出来ないレア情報もあるので、お店に行くことをお勧めしたい。
釣具店の歴史はユニークでかつて「三蟠鉄道」という鉄道路線があった頃の始発駅舎が店舗に改装された歴史がある。事実このすぐ近くには駅の跡が残っているんだ。
店内にはかつての鉄道路線図が掲げられており、鉄道マニアが釣具店に訪れることもあるそうだ。
平田さんのパーソナルな魅力と楽しい会話を求めて、釣り人達は毎日入れ替わり立ち替わり、平田釣具店を訪れる。釣り人達のベースキャンプは今日も早朝から釣り人を出迎える。
お店のもうひとつの売りは新鮮で大きな「しじみ」や活きのいい「ウナギ」を仕入れてここで販売している。
釣具店なのに釣りをしない方も食材をゲットするためにお店に足を運ぶ。とてもユニークな顔を持っていると思わないか。
しじみを手に取ると、通常の大きさの1.5倍~2倍はあるだろうか。もちろん地元で採れたものばかりで新鮮そのもの。
シーズンには、しじみやウナギを楽しみにして沢山の方が奥さんに会いに来るのだそうだ。
住所 | 〒702-8004 岡山県岡山市中区江並三蟠港461−6 |
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行き方 | 旭川東岸の河川敷沿い道路を新岡山方面に直進。左手に生コンクリート工場過ぎてすぐ左手にあります。 |
駐車場 | 6~8台 |
営業時間 | 基本的に休みなし。 6:00~20:00頃まで 不定期でお休みしていることもあります。 |
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