やんcafe

こだわりの台湾雑貨と癒しの台湾茶の店 やんcafe

沖新田の東西に延びる沖田神社へ通じる道「宮道」。その中央あたりに位置する操南中学校のすぐ隣にある一軒の家。台湾カフェ「やんcafe」である。外観からは想像は出来ないが、玄関をくぐると、沢山の楽しい台湾雑貨がお客を迎えてくれる。室内はお香の良い香りが漂い、台湾ミュージシャンの音楽で雰囲気が色付けされている。暖かく穏やかな照明によりグッと落ち着いた部屋には台湾雑貨が所狭しと並べられている。

その奥にはこだわりにこだわった内装と調度品、家具で構成されたカフェが広がっているのだ。
外界の田園風景とは全く違う、台湾テイスト満載のカフェ「やんcafe」。
一体どんな方がやっておられるのだろうか?まずはオーナーに迫ってみたい。

オーナーは「やんさん」。やんさんは生粋の日本人。ニックネームなのだ。かくいう筆者も台湾人であると勘違いしてしまった。それぐらい台湾のオーラを感じる素敵な女性なのである。若い頃より台湾に惹かれ、「台湾の人たちと交流したい」としばらくの間台湾で勉強された経歴を持つ「やんさん」。今でも3か月に一回は台湾に渡る。お店で提供している雑貨や人気のスイーツ、台湾茶などは全てやんさんが台湾から買ってきたものばかりだ。
実際に自分の目で見て触って、気に入ったり、イイと思ったものだけを仕入れているから、素敵なものばかりなんだ。

やんさんは台湾を今でも愛してやまない。「台湾の人は本当に親切。根本は日本の持つ美徳が台湾人にもある。それは人情であったり人を思いやる優しさ。今の日本が失いかけている古き良き日本が台湾にはちゃんとあるんです。」とやんさん。やんさん自身もとても優しくて親切だ。きっと同じ感覚があるから台湾の人々に惹かれたのかもしれない。


台湾スタイルのカフェ

 何といっても「やんcafe」の魅力は台湾のお茶である。台湾テイストの店内で香り高い台湾のお茶をいただくとゆったりとした気分で癒される。メニューにはウーロン、プーアル、ジャスミン、四季春、東方美人など台湾のお茶が多数用意されている。スタイルもティーポットタイプと台湾式と2タイプあるので楽しい。

その日の気分などでチョイスするお茶も変えてみるのもオススメだ。それに一緒に来た人と飲み比べをしてもいいだろう。
台湾のお茶は深い味わいがあり、飲んだ後に「余韻」がある。それは「香りを飲む」と表現することができる飲み方にあるだろう。

台湾のお茶は心と体を癒してくれる、魔法の香水のような存在だ。日本茶とは違う異国のお茶の魅力、是非堪能してもらいたいものだ。

スイーツも台湾スタイルで決まり

 台湾のお茶のお供には台湾のスイーツがしっくりくる。やんcafeでは、やんさんが台湾から持ち帰ってきた、スイーツが大人気だ。その名も「芋園」タロイモの団子が雑穀ぜんざいに乗せられているスイーツだ。生モノなので、直接買い、持ち帰って新鮮なものをお客様に提供したいとやんさんが台湾に渡る際には欠かさず買ってくる。大人気商品だ。「湯園」という白玉もあり、タピオカミルクティなども人気商品のひとつ。

さらにピックアップしたいのは「お茶請けセット」だ。マイタケチップス、ドライマンゴー、ドライ苺、茶梅、話梅、木の実などを上品に盛り付けたセット、お茶を飲みながら少しずつ口にすることで、お茶の味わいがさらに際立つ。
雰囲気も彩りも素敵なこの一品。是非台湾式のお茶をオーダーする際には注文してもらいたい。

台湾の雑貨たちも充実

 やんさんが台湾から仕入れてきた雑貨類も見逃すことができない「やんcafe」の魅力のひとつ。ジャンルや商品の選定は枠にとらわれることなく、実際に本国でやんさんが手にして「気に入ったもの」「楽しいもの」「可愛いもの」を集めに集めた品々だ。テーブルやショーケースに陳列された商品は「台湾のスターバックスグッズ」や「人気台湾映画グッズ」。それに花より男子で有名な「ジェリー・イェン」関連グッツなどは東京や九州からも来店して買って帰る方もおられるそうだ。

さらに「大同」という台湾の家電メーカーの商品のミニチュア(時計、オルゴール、小物入れ)など女心をくすぐるアイテムが満載だ。
カフェでゆったりした後、巡るもよし。お茶の前に店内で素敵なグッズを買い求め、お茶をしながらゲットした品々をお互いに見せあいながら楽しくおしゃべりするもよし。

日本とは違う台湾式お茶の作法

 台湾式のお茶の楽しみ方は日本のそれとは大きく異なる。まず、急須や湯呑の使い方だ。台湾式はお茶の香りをより際立たせるために急須にお湯を注ぐだけではなく、急須や湯呑そのものに対してもザブザブお湯を注ぐ。お湯をこぼしたりする事を不作法とする日本式と真逆なのだ。それに湯呑は2つ使う。右側の「聞香杯」にお茶を注いで、左の空の湯呑へ移す。その後両手で空いた湯呑を鼻に近付けてまず「香りを飲む」のだ。まず嗅覚でお茶のテイストを感じておきながら、次に実際に味覚でお茶を飲み、味わう。

 ワインも香りを楽しむが台湾のお茶も通じるところがある。さらに小さな急須に入れられた茶葉は通常でも5~10煎まで楽しむことができる。
だからゆっくりおしゃべりしながら、その間、ずっとお茶も共に楽しむことができるんだ。

インフォメーション

住所 〒702-8006
岡山市中区藤崎131-11
行き方 2号線バイパス倉田交差点を南下、江埼信号交差点を左折、直進して沖田神社方面へ、操南中学校手前、左手に見えます。
駐車場 6~10台ぐらい
営業時間 火~金 13:00~18:00
土    13:00~17:00
定休日 日曜、月曜
ホームページ http://moon.ap.teacup.com/yang_cafe_shop/

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