月美style

ミセスのハートを鷲掴み、洋服、雑貨のお店 月美style

沖新田を南に見下ろす高台の高級住宅街。そこに一件のお店がある。道路から見る外観は普通の居宅、しかし表に回ると、素敵なガーデンテラスがあり、何かのお店であると気付く。
 ここは、『月美style』。心を込めて選び、取り揃えられたミセスをターゲットにした品々に出会えるお店なんだ。
2008年の開店以来、沢山のお客様に支えられ6周年を迎えられた。

閑静な住宅街に立地しているので、とにかくロケーションの雰囲気が抜群だ。車が行き交う喧騒もここには皆無。静かでゆったりとした時間の中で心ゆくまでショッピングを楽しむことができる。

ドアを開けて店内に入るといきなりショップの世界にトリップする。このギャップが良い。筆者もこのトリップを体験したが、例えて言うならサプライズプレゼントを開けた時の感じに似ている。想像していなかった『素敵な品』が包装を開けると眼に飛び込んでくる。

まさしく、月美styleさんはそんな『プレゼント箱』をそのままお店にしたように思える。この建物そのものがミセスに向けたプレゼント箱なんだ。

 店主は山本月美さんとその娘さんの萌子さん。そしてスタッフの方が支える。山本さんはこのお店を開く以前、倉敷で和雑貨などを扱うブティックをやっておられた。当時から『月美』という名前を使っていたのでこの地でもお店をやるなら、同じネーミングでと考えた。

 『月美style』さんに陳列されている服飾、雑貨は全て山本さんと娘さんが自ら出向いて買い付けを行い、自分達の目で商品を吟味して仕入れる。

 お店のコンセプトは『百貨店の各階にある商品カテゴリーをワンフロアに凝縮』。
商品達の構成は服飾、靴、バッグ、アクセサリー、和洋雑貨etc...こだわってチョイスされた品々ばかりだ。なるほど百貨店の凝縮版は見事に店内に実現されている。それに特筆すべきは、リーズナブルな商品が多いという点だ。
 店内の雰囲気から高額商品ばかりだと思ってしまったが、値札には比較的買い求めやすいお値段が設定されている。お客様の懐にも優しい。

 百貨店にある商品は統一性があるが、レア感やユニークさ、そしてファッションへの遊び心といった点では若干劣るように思う。
そのスペースを見事に突いた『月美style』さんのビジネスモデルはターゲットとしている40代~80代までのミセスのニーズを的確にヒットさせている。

是非ミセス達は月美styleのプレゼント箱を開けて、自分にマッチした品をゲットしてもらいたい。

素敵にコーディネートしたい。月美styleの服飾たち

 月美styleさんで扱う服飾品は『お洒落でエレガントな商品をリーズナブルに』をコンセプトに集められたものばかりだ。
ターゲットは40代~80代と幅広い年齢層。
トップス、ボトムス共にシーズンを先取りし、月美さんと萌子さんが全国で買い付けたもので、国内のもの、イタリア・フランス・アメリカからのインポートのものが並べられている。

靴もポルトガルの商品『アルコペディコ』がリピーターも多く人気商品だ。かの国は石畳を歩くことが多いので、歩きやすく足に負担がない形状をしている。機能性も人気の原因のひとつだと思われる。

 他にバック、小さなお子様の可愛らしいアメリカ製靴下などもラインナップされており、母と娘や義母とお嫁さんが仲良くお店に来られてショッピングを楽しむ姿が見られる。

大量に仕入れ一気にさばくというよりは、ひとつひとつ入念に吟味したもの、純度の高い品を仕入れ、大切なお客様にご提供する。それが月美styleさんの基本姿勢なのだ。何より買い求めやすい価格帯を実現しているのも素晴らしい。

『見たことがないものですね』『ここで買った洋服を友達が褒めてくれた』などお客様からのダイレクトな喜びの声が月美さん、萌子さんの原動力。

お客様に喜んでもらえる商品を見つけ出すことにも力が入るようだ。

コーディネートのスパイス。アクセサリー類

 女性のコーディネートで欠かせないのがアクセサリー。ここでも『エレガント・リーズナブル』は外していない。
アクセサリーはいろんなものを持っていたい。その日の服装に合ったものを数ある中から選んでスパイスを加えたいと思うのが女心。

並べられた商品は宝箱に入ったお宝のごとく。宝箱の中にある自分にピッタリのアイテムを探し出すのも楽しい。
価格帯も2000円から手に入るものもあるので気軽に手にとって選んでもらいたい。

リーズナブルだからといって決して陳腐な雰囲気のものでない。そしてお客様が選びやすいようにディスプレイされておりその雰囲気も上品さと華やかさを感じさせてくれる。

きっと貴女が手にとってくれることを待っているアイテムがここには必ずあるはずだ。

素敵にディスプレイされた和洋雑貨たち

 服飾、アクセ以外にも和洋雑貨もしっかりと店内で存在感を主張している。左端の写真は有田焼で月美さんが倉敷でお店をやっておられた頃から扱っている思い入れの強い商品。一枚ずつ絵柄が違う懲りようでセット価格もやっぱりリーズナブル。

真ん中の写真は『林九郎(リンクロウ)』シリーズ。陶器とガラスを特殊接着剤で繋ぎ合わせたハイブリッド商品だ。
とても珍しい。筆者もここで初めて見た。

右端の写真はトルコ製のお皿で何と外観では金属のように見えるが『ガラス製』。国内ではお目にかかれない商品もここで手にとって見ることが出来る、お客様の代わりに月美さん萌子さんがアイテムを探し出してくれる、お店の最大の魅力の一つだ。

レアなアイテム。それこそが月美styleの真骨頂!

今年の夏、お店でブレークしたのがこの『LED内蔵絵画シリーズ』。売り切れてしまったがクリスマスバージョンも大人気だ。
この絵画、何とLEDを内蔵しておりスイッチを入れると絵が点燈する。

これはサプライズだ。絵のコンセプトで光る部分もデザインされていて、家の窓から室内の灯りが光ったり、ろうそくの炎が光る。
ろうそくに至っては『ゆらゆら』と炎のようにゆらめいて見えるから驚きだ。

間接照明などでグッと明かりを落としたお部屋で絵画にスイッチを入れるとシックな雰囲気に更なる味付けが出来てしまう。

絵画繋がりで『名画をモチーフにした傘』もレアアイテムだ。
モネ、ゴッホなど世界的に有名な画家達が描いた名作を傘の柄にしている。

無地の傘にはない魅力だ。きっと憂鬱に感じる雨の日でも楽しくさせてくれる素敵なアイテムだ。
プレゼントアイテムとして押さえておきたい品々だ。

インフォメーション

住所 〒703-8266
岡山市中区湊1360-10
電話番号 TEL/FAX 086-237-8158
営業時間 11:30~17:00 (定休日:日・月・火・祝日)
駐車場:10台程度
その他サービス 2Fにはカルチャースペースがあります。(ヨガ・リンパマッサージなど定期的に開催)
教室として貸し出しもオッケー(要相談)

cafeコーナー:8席+テラス4席
オリジナルブレンド・アップルティー・アーモンドオレ(人気メニュー)をご用意しております。
お値段400円~
ホームページ http://www.tsukimi-style.com/

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