内田屋

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和とアジアが融合するカフェ　　cafe shop 内田屋

　沖新田の動脈である産業道路沿い。木造の大きな看板が目に止まる。そこにあるお店は和風とアジア風の雑貨類に出会えて、素敵なガーデンを眺めながら美味しいコーヒーを飲むことが出来るカフェ、内田屋だ。
このお店は、８年前からこの地で美味しいこだわりのコーヒーを提供してくれている。

さらに、店内にある和風、アジア風雑貨類は多数取り揃えられており、必ず訪れたお客様のハートを射止める一品が見つかるはずだ。
さらにさらに、バリ島で作られた、アタと呼ばれる植物が原料のカゴが陳列されている。これは現地の住民の手作りの品をオーナー夫妻が自ら仕入れたものであることも驚きだ。

　一度、是非『内田屋』さんを訪れて、和風とアジア風の品々が賑わう店内で楽しいショッピングとこだわりのブレンドコーヒーを堪能してもらいたい。

お店をやっておられるのは、内田さんご夫妻だ。ご主人は今から２２年前に脱サラ。学生時代からよく通っていた喫茶店のマスターのお店に「コーヒーの入れ方を修行したい」と頼み込み、住み込みとしてお店で働きながら、美味しいコーヒーの入れ方を修行した。マスターが内田さんの面倒をみたのは、次の目標を模索しながら将来自分でカフェをやってみたいという内田さんの強い思いがマスターにも通じたからだろう。

次第に内田さんはコーヒーの入れ方だけではなく、お店の内装や雰囲気作りにもアイデアを出して、アレンジを加えるようになり建築の分野にも興味を持つきっかけになった。修行を終えた後、ご主人は、修行中に興味を持ち始めた建築関係の会社に一時就職。そこで現在の奥様と出会ったそうだ。結婚して建築事務所を開設した時、長年のカフェをやろうという夢の実現に向けて夫婦で動き出したのが、８年前。

建築事務所兼打ち合わせが出来る場所が欲しいという願いから現在の内田屋さんがスタートしたという点も面白い。コーヒーはご主人がマスターから伝授してもらった『味』、雑貨類はご夫婦が自ら見て手に取って「これいいな！」「これ欲しい！」というものだけを店に並べているのだそうだ。これは内田屋さんの基本的なスタンスで提供する商品やドリンクにもきちんと反映されている。

人生のターニングポイントでマスターに教えられたこと、ご恩、内田さんは今も忘れていない。仕事や結婚、人生の重要なきっかけを修行させてくれたマスターがくれたのだ。内田屋のブレンドコーヒーは内田さんのこれまでの人生がしっかり凝縮された優しくも深い味なのである。

マスターから受け継いだ大切な味（内田屋ブレンドコーヒー）ほかドリンクとスイーツ

内田屋で提供されるコーヒーは、基本１種類だけである。その名も「内田屋ブレンドコーヒー」。オーダーが入ってから入れる一杯立て。ご主人の恩人である喫茶店のマスターから伝授された思い出の詰まった「味」がそこにある。
８年間のうちにご主人独自のアレンジも加えられ、『マスターから教わった味と現在の内田屋ブレンドは少し違う味に仕上がっていると思う。だけどそれでいいと僕は思っている。マスターの味を踏襲して更に自分の趣向を加えていくことで内田屋の味になる』ご主人の言葉には、恩人の御恩を大切にしながらも自分の足で自分の道を歩いて行く力強さを感じた。

他に提供されるドリンクは、やはり内田ご夫妻が「おいしい」を思うものしか提供しない。
併せて見逃せないのが、奥様が自ら手作りされるケーキだ。

ロールケーキとチーズケーキの2種類があり、日替わりで用意されている。これは開店以来ずっと奥様が手作りされ続けているそうだ。ドリンクとセットの「内田屋セット」がお得。
ユニークなメニューの一つが「コーヒ－ゼリーのパフェ」。内田屋さんのこだわりのコーヒーをそのままゼリーにしたものを使いパフェにしたもの。

甘いものが好きな女子は是非オーダーしてもらいたい。

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和とアジアを感じることができる雑貨たち・お店で開催される教室とイベント

内田屋さんがお店に陳列している雑貨類は、和風のうつわは砥部焼、その他にも取り扱っている雑貨は、食器やスプーン、箸など。さらに洋服に、アクセサリー、作家さんの手作りした品々。特に注目したいのは、「バリ島」で内田さんご夫妻が自ら現地にてチョイスしてきた『アタ』と呼ばれるカゴ収納品群。バックなどのバリエーションもあり、奥の工房にはもっと大きな品々もご用意されているのだ。

また夏のシーズンには、ガラス製品が少し多めに店内を彩り、涼しげな雰囲気を演出している。
　
内田屋では毎年秋に、『アンティーク蚤の市』が開催される。これは家具・食器・小物・雑貨など岡山や近隣のお店が多数参加して、敷地内で所狭しと出店ブースを設け、一般に開放する。
当日は多くの参加客でにぎわい、毎回大成功のようだ。

他に「教室」も随時開講されている。「アロマ教室」「コンテナガーデン教室」など魅力的な教室が定期開講されており、外部からの講師にレクチャーを受けることができる。

ジャンルにとらわれない多彩な雑貨ラインナップは来店されるお客様を退屈させることがない。ゆっくりと店内を歩きながら、貴方のお気に入りの一品を見つけ出して欲しい。

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モデルハウスを意識した店舗建築・ガーデン

「内田屋」さんの建物や内装それにお花や木々が植えられたガーデンは、内田さんが建築関係のお仕事もされているということから「モデルハウス」を意識したものになっている。
素敵な空間を体験したら、『自分の家もこんな風に素敵なアレンジができたらなあ』とお客様の心をくすぐるであろう。

素敵な建物やお部屋の中から外に広がる素敵なガーデンを眺める。
そんなゆったりとした時間のなかで、大事に大事に入れられたお茶を飲んでもらいたい。お客様にそんな贅沢な時間をあげたいと内田さんご夫婦は、いつも最高のおもてなしをしてくれるんだ。

慌ただしい日常からトリップして、心も体もリラックスして『素敵空間』の中で味わう内田屋ブレンドコーヒー。
コーヒーだけでなく、是非、内田さんがアレンジした『素敵空間』も味わってもらいたい。

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バリ島から届けられた繊細な品々

『アタ』とは、植物の名前と商品そのものの名前でもある。これは「バリ島」の村民たちがひとつひとつ手作りでつくったカゴやバックなど。内田さんはバリ島に実際に足を運び仕入れてきたものをお店で取り扱っているのだそうだ。
バリ島でも少し離れた村で製作されているので、ご夫妻はわざわざその村まで出掛けて行って、村民の方々とコミュニケ―ションをして日本に持ち帰る品々をチョイスするそうだ。ここでもご夫妻が「いいなあ」と思うものだけを持ち帰る。

作りもシルエットもとても繊細なものばかりである。
それに和風の収納棚に置いても以外にマッチしている。「和風とアジア風は相性がいいんですよ。コラボさせても違和感がない。だから組み合わせで楽しむことができるんです。」と内田さんご夫妻。

お店にある和風雑貨と気に入ったアイテム同志でコラボさせてみてもきっと面白いと思う。

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