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『人旅』 3meets

段堂 保 氏に人旅

今日の人旅先は『段堂 保さん』操南学区で『豊成モータース』という車屋を経営されている。

段堂さんは『操南合気修練道場』の先生であり、僕の剣術師匠の友でもある御仁だ。若い頃10 年ぐらい少林寺拳法を学び46 歳で合気道に入門。武道を変えた理由は、少林寺はゴツゴツした感じだが合気道は柔の武道でないだろうか?と思ったのが大きい。しかし実際やってみると合気道も強靭な部分を持ち、武道であることに変わりはなかったようだ。

大元 『合気道の魅力は何ですか?』

段堂氏『歳をとり体力が落ちても技の修練ができる。相手の力を利用する、こちらからはしかけない所。投げや関節技、剣・杖など総合的な特色があるところ』

2011 年11 月自分の道場を開こうと決意してプレハブで道場を建築。知り合いやその子供などを集め最初は数人の門下生を迎えてのスタートだった。

教える事は難しいと段堂氏は言う。細かい部分を自分で突き詰めなくては人に教えられない。自分で新しい気づきを重ねながら更に向上して、門下生に技を伝授していかなければならない。

他のスポーツや武道は『強くなりたい』『勝ちたい』という欲求がベースにある。だからトレーニングや修練は辛く苦しいものになる。だが、『楽しくないと何事も続かない』と段堂氏は強く言う。合気道は楽しく修練して己を磨くことを第一と考えるのだそうだ。

僕は生徒さんたちの所作を観察していたが、面白い事に気が付いた。礼をするとき『二拍1礼…』という神道の礼の仕方をするのだ。合気道の源流は神道にあると段堂氏から聞き納得できた。

武道は礼儀を重んじる。僕がやっている剣術でも同じだ。子供達には大切な教育になると思った。

子供達や門下生達に段堂氏が伝えたいのは『技』ではない。礼儀の大切さや怒られる事で自らを律する素直な心を伝えたいのだ。

現在は警察サポーターとして地域の小学校や保育園で先生達に護身術もボランティアで教えている。

最後に今日の段堂氏に聞いた『心の言葉』

『死ぬまで修行』

『これで卒業ということはない。生きている限り学び続けなくてはならない』という言葉を僕に仰った。これからも段堂氏は道場で門下生と共に自らも成長し続けるだ
ろう。

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