大元登記測量事務所
不動産登記・測量・境界確定を行う土地家屋調査士事務所です。ちなみに当サイトを運営しているのも事務所代表の大元が組織する㈱hybridです。
百間川の東。田園地域に構える農家住宅の一画。一見すると何の変哲も無い倉庫だが驚く無かれ、ここはお店なのだ。
服飾、陶器、ガラス、アクセサリーetc。多彩なカテゴリーだが厳選されたアイテムがキレイに陳列されているショップ。
オーナー自身が直接アーティスト(作家)さん達と『縁(えにし)』を結び、その技術や商品力に惚れ込んだ品だけをセットして
お店に並べている。
多くの商品を並べ、その中で消費者の志向に合ったモノを選択させる...そんな大型店舗のスタンスに真っ向から挑戦状を叩きつけるような「心意気」が店内に丁寧に並べられた商品のラインナップからヒシヒシと感じる。
ここは『ocoge』。ココにしかないモノを見つけることが出来るお店。
店主は小西好美さん。お店は今年の5月にオープンした。
ご自身の実家でもあるこの農家住宅の倉庫を素敵なお店に変身させた。
曽祖父は刀のさやを作っていた職人であり、祖父も木材に深く関わる仕事をやっておられた。その当時の木材の保管場所であったのがこの倉庫。
前職は服飾や雑貨などを扱っていたお店で販売員をしていたが、『いつか自分でお店をやってみたい』という夢を持ち続けた。
パートナーと準備に準備を重ね、遂にオープンするに至ったのだ。
『ここに並んでいる商品達は新しいモノから古いモノまであり、作家さんも新人さんからベテランの作品があります。自分達の目で見ていいなあと思うモノだけをピックアップして並べるようにしています。』
小西さんの商品仕入れは実にユニークだ。作家さんを実際に訪ねて会い、言葉を交わしその方自身を理解するところから始める。商品だけを見て良し悪しを決めるのではなく、それを作っている人や思いをも選択の項目に入れているのである。
作家さんとの縁はすなわち、作品との縁とも同義である。作品だけでなくそれを作る人にも愛情をかけている小西さんに扱ってもらっている品々もきっと幸せであろう。
お店に入ると先ず目に映るのは、丁寧に陳列された服飾アイテムたち。ニットやシャツ、靴下など季節の移り変わりとともにラインナップも変化する。
ターゲットは女性だがサイズによっては男性も着れるものもある。デザイナーさんが丹精込めて作り上げた作品。
真っ白のシャツはデザイナーさんのオリジナルシャツで『オーガニックコットン』の素材。体を優しく包んでくれる。肌触りも最高だ。
黒いシャツは『ログウッド染め』といって樹皮で染めており、独特の深みのあるカラーだ。
他にもアジアの民族衣装からヒントを得て作られた『カシュクール』。インドのパジャマから工夫を加えた『クルタシャツ』etc
靴下も実にユニークだ。東京で眼鏡や靴なども作っているデザイナーさんの作品で、履きやすくゴワゴワしない。裏地の柄が違うので履いた時、わざと折り曲げるとさりげないワンポイントを足元に加える事も出来る。
他のショップでは出会う事が出来ない厳選された洋服たちが並べられている。シーズン毎にキャスティングも変わるから定期的に訪れてチェックしておきたい。
ocogeにあるうつわも多彩な作家さんたちの協奏。高知の作家さんの作品は高知の土(赤土)を使い焼いた時の灰が溶け出し魅力的な色を醸し出す。お値段も2800円~となっているので手が出やすいのがうれしい。
熊本・天草の作家さんは土に塩を混ぜてうつわを作っておられる。塩×泥が織り成す絶妙の効果で自然な縞模様が魅力だ。
カラーも材料の配合により、白色や緑色など素敵なカラーが具現化されている。
さらに、同じ熊本の作家さんの作品は天草投石を砕いて土に混ぜて焼き上げたユニークなうつわもある。
金属色でメタリックな雰囲気がシャープ。美しい模様は描いたものでなく、自然に出来上がったものであるというから驚きだ。
使い易く、日々の生活にスパイスをくれるocogeの陶器たちは要チェックなアイテムばかりだ。
棚に並べられた色取り取りのガラスアイテム。こちらは北九州の作家さんの作品だ。
オブジェなどのガラス細工を作っておられたが派生したカタチでガラスのコップやビンなども作るようになったそうだ。
一見して分かるように沢山のカラーバリエーションがあり、ひとつひとつの色合いも決して単調なものではない。
光が当たるとまた違うテイストに輝くガラスアイテム。
グラスや花を活ける花器などスタイルはさまざま。透明感と味のあるカラーが混ざり合い、暖かさや涼しさを視覚的に与えてくれるアイテムたちだ。
ここにしかないモノに出会えるのもocogeの大きな魅力。
木製のワインクーラー。中に氷で満たしワインを添える。木製で温かみが感じられるので和の空間にもぴったりだ。(写真:左)
北欧の『トナカイの革』を使ったブレスレット。かの地で生きる遊牧民が使用しているデザインからヒントを受けた日本の作家さんのファインプレーな品。トータルコーディネートでも主張しすぎず、しっかりと存在感を持たせることができる。(写真:右上)
アメリカからは一本のロープをジグザグに縫って形成された『バスケット』。置物としても使えたり、ビンなどを入れたり出来る。
(写真:右下)
ocogeではジャンルにとらわれない心くすぐるレアアイテムをゲット出来る。
住所(沖新田より移転しております) | 〒709-0841 岡山市東区瀬戸町万富634-1 移転後の営業再開は2017年10月を予定。詳しくはお店ホームページを御覧下さい。 |
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電話番号 | 086-201-4212 |
営業時間 | 11:00~18:00 (定休日:火 他不定休) |
駐車場 | ホームページの”shop info"を御覧下さい。 |
ホームページ | http://ocoge.jp |
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